作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | 流出土砂調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(D-24) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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井出康郎 | |
森田康志 |
抄録 |
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建設省河川砂防技術基準(案)による総合河川計画は、1.流域計画 2.陸水計画 3.土砂計画 4.環境計画の各事項から構成されている。このうち土砂計画は土砂の流出機構を把握し、その制御調節計画を設定するものである。河川計画を立てる場合、従来は計画高水流量を流すことに主眼をおいていたが、近年、河道を設計 する上において、所定の流量を安全に流下させることを考えると同時に、河道の安定性の確保という ことが重要性を増してきた。河道の安定化を図るためには、河道の土砂流送能力に見合った供給土砂量があることが望ましく、山地部において、土砂の流出をコントロールすることが必要である。このことは、河川計画ばかりでなく、砂防計画、ダム計画を策定する上でも重要なことである。本調査は、総合河川計画を構成する土砂計画を策定するための基礎資料として、流送土砂量の把握、 ダムその他によって変化する土砂量の把握、流送土砂の及ぼす影響等について、上流から下流までの 流域全体の一連の土砂の動きをマクロ的に把握しようとするものである。 |
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