作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | 美利河ダム水理模型実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(D-35) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山田孝治 | |
柳本孝治 |
抄録 |
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美利河ダムは後志利別川総合開発の一環をなすもので、洪水調節、かんがい、および発電を目的とする多目的ダムである。ダム型式は重力式コンクリートとロックフィルとの複合型式で、洪水吐施設のうち、非常用洪水吐には制水用ゲートを設けない白由越流方式が採用されている。比較的流域面積の小さなダムでは洪水に対処する際、ゲート操作に高い精度を期待することは技術的にも難しく、管理態勢の問題も含めると自由越流方式が有利となる例が多いことから、今後はこの型式のダムが多くなることが予想される。しかし、この型式を採用したダムの例はまだ少なく、またその現象が完全に理論解明されていない面も多い。それ故、本実験は昭和54年度より3年継続で、越流部、放流管、減勢池など洪水吐施設についてその水理機能・構造を検討してきた。最終年度である今年は、1面ベルマウス型式のオリフィスに変更された放流管を抽出し、その実験を行った結果、取水塔に関する実験結果、などについて報告するものである。 |
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