作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | AE剤を用いた即時脱型コンクリートブロックの品質について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(A-2) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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岡村武 | |
太田利隆 |
抄録 |
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近年コンクリート技術の進歩によって、超硬練りコンクリートを用いた生産性の高い機械振動締め固めによる即時脱型工法が急激に普及してきた。この工法によるコンクリート製品は超硬練りによる水セメント比の小さいコンクリートを加圧振動で強力に締め固めるため一般に強度、耐久性などに優れているとされている。筆者らは現在生産使用されている即時脱型(以下即脱と略す)コンクリートブロックの品質を確認すべく、55年において強度、耐久性の試験を実施した。これによると圧縮強度では、かなりの高強度を発現するが、凍結融解のくり返しに対する抵抗性は十分な湿潤状態であった標準養生を行ったものを除くと不安定であることが確認されている。その原因として即脱コンクリートブロックは、施工性、強度減少および肌面の美観のほか硬練りコンクリートの空気量の管理の難しさから、ほとんどプレーンコンクリートで生産されているためと考えられる。本報告はAE剤を用いてエントレインドエアを連行させ、空気量管理の方法、強度、耐久性に及ぼす影響などについて検討したものである。 |
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