国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 コンクリート作工物の冬期施工について

作成年度 1982年度
論文名 コンクリート作工物の冬期施工について
論文名(和訳)
論文副題 昭和56年度(A-3)
発表会 昭和56年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和56年度技術研究発表会
発表年月日 1982/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
石井仁
高浪洋一
西村豊
渋谷直生
抄録
昭和56年3月に完了した三笠市街公園樋門新設工事は、寒中の施工であり、積雪寒冷地域における建設工事の通年施工を円滑に実施するためのモデル工事として綿密な施工計画、品質管理の元で施工を行なった。寒中コンクリートの施工では初期凍害の防止が最も重要となるため、実施にあたっては防寒仮囲いを施し、6日間(15℃~3日間、5℃~3日間)ジェットヒーターで防寒養生を行ない、コンクリート打設後1週間でδ7=200kg/cm2前後の強度を確認し8日目に脱型したが脱型2日後、躯体側壁に0.2m/m(頑最終値0.4m/m)程度のひび割れを発見した。一般にコンクリートのひび割れが鉄筋の腐食や透水によるコンクリート成分の流出、劣化、凍害など悪影響を与えるため、ひび割れ発生の原因と対策及び、帯状構造物の寒中施工についての検討結果を報告するものである。
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