国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 創成川のTOPパイル工事

作成年度 1982年度
論文名 創成川のTOPパイル工事
論文名(和訳)
論文副題 昭和56年度(A-9)
発表会 昭和56年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和56年度技術研究発表会
発表年月日 1982/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
柳屋圭吾
中山進
原田健治
抄録
創成川は札幌市の中央部を、国道231号線沿に北上し、伏籠川と合流して茨戸川へ注いでいるが、昭和54年度までは、河巾5m程度の入工水路で、その昔、大友堀と称し通船・利水を目的に作られたものである。この流域一帯は近年の都市化による流出量の増大によって浸水被害が多発しているのにかかわらず、つい最近まで本格的改修の手は加えられていなかった。しかし、総合治水対策事業として昭和54年から流域の開発と治水のもとに、現在、計画高水流量120m2/secで150年確率雨量に対して浸水被害を防ぐことを目標に整備が進められている。護岸計画は河川用地の制約から積ブロック工法を採用しているが、この施工基盤はN=0~1程度のシルト・粘土層が厚い層をなしており、なかにはN=0の層が10m程度にまで及んでいる個所もある。したがってなんらかの基礎処理が必要である。基礎工は安全度を満たし、かつ、経済性を検討した結果、本護岸計画で使用していたRC杭に比し、摩擦杭である節杭(TOPパイル)が有利であることより本杭を使用することになった。本工事における節杭は、従来の杭と異なった点を有していることからも本杭の紹介を兼ね、検討結果及び工事結果を報告するものである。
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