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 各種試験法によるP波速度の比較について

作成年度 1982年度
論文名 各種試験法によるP波速度の比較について
論文名(和訳)
論文副題 昭和56年度(A-19)
発表会 昭和56年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和56年度技術研究発表会
発表年月日 1982/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
本舘静吾
野地正保
抄録
P波の測定は、一般的には地震探査(屈折法)、速度検層、テストピースによる超音波伝播速度測定などの方法によって求めており、これらの方法によって求められたP波速度は、岩盤の等級分類、風化の範囲、掘削基準などを決定するうえで、重要な位置を占めている。しかし、各種のP波測定法はそれぞれ長所、短所をもっており、一つの方法による物性値で全てを判断ずることはできない。この報告では、咋年度の西網走地区卯原内ダムの例にひきつづき、音波検層を軸に、各種のP波測定の方法と速度値について、比較検討を加えてきた。それらの対象のダムは、留萌開発建設部管内苫前ダム、札幌開発建設部管内沼田ダム、徳富ダム、そして昨年度実施した網走開発建設部管内卯原内ダムの4ダムである。これらの地区で実施した調査データの解析、研究により、いくつかの興味ある結果が明らかになったので報告する。
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