作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | 苫小牧東港海域の漂砂について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(F-9) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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川合紀章 | |
中村信之 |
抄録 |
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苫小牧海域の漂砂に関しては、昭和25年から西港を中心に幾多の調査が積み重ねられ、それらの調査結果から、この海域における漂砂の特徴についてはかなりの把握がなされている。一方、昭和51年度から建設が進められている東港でも延長5kmにも及ぶ大規模な防波堤が建設されることから、その着工以前より西港での調査を上回る広範囲かつ継続的な調査が行なわれており、深浅測量、底質調査、螢光砂調査などの膨大なデータの蓄積がなされている。今回は、底質の分布状況からこの褥域の漂砂について考察するという観点にたち、これらの調査結果のうち底質調査のとりまとめを行なった。また、この底質調査が粒度組成の調査を中心とするものであるため、今年度、底質の鉱物組成についても調査・解析を行な:った。そこで、本報文では、粒度組成についての底質調査のとりまとめ結果と底質の鉱物組成についての調査結果を合わせて報告するとともに、物理的な性質(粒度組成・鉱物組成)からみた底質の分布状況から漂砂について検討を加え、この海域の漂砂の特徴を改めて把握し、さらに、長大な防波堤が建設された際の漂砂の挙動について考察するものである。 |
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