作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | 防雪柵の野外模型実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(B-24) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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野原他喜男 | |
竹内政夫 |
抄録 |
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構造物や切土など地形の不連続部にできる吹溜りを予測することは非常に難しい。吹溜りの極値(平衡量)を知るには、実測によっても何年もかかってしまう。Finney(1934)以来、風洞や水路を使って吹溜りの模型実験が行われ防雪柵や道路の設計などの参考にされているが、流れのほかに人工雪の相似も入るために厳密なものにするのがむずかしく、また、測定胴の大きさによって模型のスケールが制限される難点があった。アメリカのタブラー(1980)は凍結湖の氷上で防雪柵や地形の1/30縮尺模型を使った実験が実際に設置されている防雪柵前後に吹溜った雪の形状が非常によい相似になることを示した。タブラーの方法は小さな構造物や地形のモデルのような大きなものまで応用範囲が広いのと、風洞のような施設を必要としないなどの利点がある。タブラーが実験を行ったワイオミング州と気象的に似ている北海道でもこの方法を適用できるものか石狩町で実験を行った。 |
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