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 道路区画線の耐久性調査と交通特性について

作成年度 1982年度
論文名 道路区画線の耐久性調査と交通特性について
論文名(和訳)
論文副題 昭和56年度(B-25)
発表会 昭和56年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和56年度技術研究発表会
発表年月日 1982/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
高森衛
阿部芳昭
鈴木伸ニ
抄録
区画線は道路標塾とともに交通を整理・規制し、安全円滑に誘導するための交通安全施設である。しかし、北海道における冬期間の交通事情は、スパイクタイヤ装着車両が多く、55年度調査によると90%以上もあるためこれが原因となって区画線のほとんどが一冬限りで消失し、必ずしも所期の目的を果していない実情にある。区画線の種類及び設置場所は「道路標識・区画線及び路面標示に関する命令」に規定されており、また北海道開発局においては交通量・設置場所によってペイントの材留・単位使用量を規定している。しかし、各種ペイントの耐久性・視認性を実際の交通と対比させ調査した例は少なく、そのためまだ未解決な問題もある。そのようなことから昭和54年度を初年度とし、建設省土木研究所交通安全研究室を中心に全地建、北海道開発局が各々のテーマを分担し、区画線設置管理規準確立のための基礎資料を得る目的で調査を実施している。当道路研究室は55年度に2車線道路で5種類、56年度に4車線道路で11種類の区画線について耐久性・視認性などを調査し、また区画線の効用を知るため施工前後の交通現象を調査したのでこの結果を報告する。
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