作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | 取水施設とかんがい方法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(E-5) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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佐藤吉則 |
抄録 |
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ダムの取水施設の型式には、基礎地盤の状態、周囲の地形、温水取水、選択取水の有無、経済性、 管理面などによって種々のものがあるが、この地区では、基礎の条件と地形及び過去の実績例から数項目のタイプについて比較検討するものとした。これらのタイプの決定要素は、①温水取水の必要性と程度、②選択取水の必要性、③取水量、④基礎及び地形、⑤工事費及び管理、⑥施工性、⑦その他冬期間の管理の検討などとするが、この地区で特に重要なことは、取水量が0.389m3/sで比較的小さいことと、かんがいの対象作物が、りんごで温水取水の必要性があるかないかの問題である。今までの道内におけるダムの取水施設の多くは水田であることから、鉄骨取水塔方式のフロートタイプが多くみられるが、これは温水取水を主目的としたもので、工事費や維持管理費が他のタイプより多くかかっているのが現状である。このようなことから、ここでは、りんごに対するかんがい水温について重点に検討し、その他、 基礎条件や工事費及び維持管理費などについて若干の検討を加えるものとした。 |
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