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 戸蔦別川緑の砂防ゾーンにおける樹林の育成について-レキ質地盤に対する植栽基盤整備-

作成年度 2003年度
論文名 戸蔦別川緑の砂防ゾーンにおける樹林の育成について-レキ質地盤に対する植栽基盤整備-
論文名(和訳)
論文副題 平成15年度(ダ-4)
発表会 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2004/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
帯広開発建設部 帯広河川事務所小葉松 建生(KOBAMATU Tateo)
帯広開発建設部 帯広河川事務所嘉藤 恒道(KATOU Tunemichi)
帯広開発建設部 治水係春日 慶一(KASUGA Keiichi)
抄録
戸蔦別川緑の砂防ゾーンは、平成3年から床固工周辺の樹林整備を行なってきた。主にヤナギ類の埋幹と広葉樹の苗木植栽を併用してきたが、過去の植栽箇所を平成14年に調査した結果、広葉樹の苗木植栽については、成長がきわめて遅く、枯死も多かった。苗木の生育が悪い原因の一つは、根の成長を阻害する「堅密で保水性・保肥性が悪いレキ質の植栽基盤」にあると考えた。このレキ質の地盤において、平成14年に植栽基盤に重点を置いた植栽試験区を整備し、平成15年に追跡調査を行なった。植栽試験区の整備方法は、攪拌、マルチング、客土導入を組み合わせた。また、砕石場跡地の緑化で用いられている苗木のねせ植え(棚橋ら 2000)についてもあわせて試験した。今後は長期的に追跡調査し、堅密なレキ質地盤における渓畔林再生に、効果的な植栽基盤整備方法を特定する計画である。本報告は、植栽基盤整備方法の内容と、植栽試験区整備1年後の苗木成長の結果を報告する。
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