作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 魚が遡上できる樋門水路-弥生樋門吐口水路工について- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成15年度(河-1) |
発表会 | 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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石狩川開発建設部 | 高 嘉純(TAKA Yoshizumi) |
石狩川開発建設部 | 林 隆幸(HAYASHI Takayuki) |
石狩川開発建設部 | 手代木 隆二(TESHIROGI Ryuji) |
抄録 |
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平成14年7月28日(日)石狩川大雪頭首工付近で地元の釣り愛好家が40年ぶりにサクラマスを釣り上げたとの新聞報道があり、「魚が上りやすい川づくり推進モデル河川」として進められてきた石狩川の魚道設置が効果を上げてきている。滝川河川事務所では多自然型川づくりを推進するため、石狩川本流や支川だけでなく樋門で処理されている普通河川や旧河道に魚が遡上できる水路構造を検討し実施している。普通河川弥生川は、石狩川KP3/90地点の右岸側に弥生樋門を介して流入しており、昭和38年新十津川町弥生に完成した樋門の構造は、吐口水路で約2.0mの矢板による落差工で処理され石狩川と弥生川は39年にわたって分断されてきた。こうした状況から、弥生樋門の改築にあたり魚の遡上についての可能性を検討し、多段落差による水路工を施工した結果、平成15年7月の魚類調査において4科9属9種の魚類が捕獲されその効果が確認された。本発表は、弥生樋門改築にあたり魚の遡上を考慮した樋門吐口水路の検討、工事実施及び成果について報告するものである。 |
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