作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 北海道東部における水辺景観と地域振興に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成15年度(河-7) |
発表会 | 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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釧路開発建設部 標津河川事業所 | 野上 毅(NOGAMI Takeshi) |
抄録 |
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道東地域は、「北海道らしさ」において優れた素材を持っており、近年、アジア(韓国、台湾etc)などからも多くの観光客が訪れている。とくに川、湖沼、湿原、海などの水辺景観が持つ魅力には大きなものがある。道東地域において、その素材を活かし、付加価値を与えることは、自然再生事業のみならず、公共政策の使命の1つであることは言うまでもない。例えば美瑛や富良野が観光地としてメジャーになったきっかけは、1人の写真家の丘をテーマにした風景写真やTVドラマ「北の国から」の影響が大きく、その地域にとってはふだんの何気ない農村風景が大きな価値を持つ可能性を示している。同様に小樽、函館などは歴史的景観が大きな価値を持った事例といえる。また江戸名所図会という江戸時代の東京の名所を記した絵が有名であるが、当時の日常的な生活空間のなにげない風景を発掘したものに他ならない。本稿では、道東において現地で確認した事例をもとに、様々な水辺景観の価値を生かすため基本的な考察を試みた。 |
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