作成年度 | 2003年度 |
---|---|
論文名 | 高含水不良土を材料とする固化破砕土による盛土施工 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成15年度(共-4) |
発表会 | 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
小樽開発建設部 寿都道路建設事業所 | 時田 博之(TOKITA Hiroyuki) |
小樽開発建設部 寿都道路建設事業所 | 桜井 裕万(SAKURAI Hirokazu) |
小樽開発建設部 寿都道路建設事業所 | 長谷 国男(HASE Kunio) |
抄録 |
---|
本報告の対象である北海道横断自動車道黒松内道路工事では、切土箇所で発生する土砂を他工事で盛土材として使用することにより土砂の有効利用をする計画であった。しかし、一部地山から掘削した状態では、盛土施工の為に必要なトラフィカビリティが確保出来ない不良土であったことから、何らかの対策が必要となった。不良土対策として安定処理工法を行い、室内配合試験の結果からセメント系固化材により施工することになった。しかし、試験結果から不良土改良に必要な固化材量が相当多くなることがわかった。そこで改良のための固化材量を低減する目的で、固化材混合後、一定時間放置し、その後固化が完了する前に破砕して作製した固化破砕土により盛土を施工することとした。この結果、盛土の強度および施工性を確保するとともに、固化材添加直後に盛土を施工する場合と比較して固化材量を低減することができた。本報告書は、改良経過と施工についての室内試験及び、その結果を反映した現場工事事例を報告するものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |