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 蛯谷防災工事における設計・施工について―設計・施工段階におけるトータルコストの縮減―

作成年度 2003年度
論文名 蛯谷防災工事における設計・施工について―設計・施工段階におけるトータルコストの縮減―
論文名(和訳)
論文副題 平成15年度(共-5)
発表会 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2004/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
函館開発建設部 八雲道路総合事業所畠山 哲也(HATAKEYAMA Tetsuya)
函館開発建設部 八雲道路総合事業所川畑 光人(KAWAHATA Akihito)
函館開発建設部 八雲道路総合事業所石塚 高之(ISHIZUKA Takayuki)
抄録
一般国道5号は、道央圏と道南圏を結ぶ主要幹線道路(日交通量14,000台)でありながら、森町~八雲間においては、しばしば土砂災害が発生し、通行止めを余儀なくされている。当該地区は、海と急崖斜面とに挟まれ、JRに隣接して本線が建設されている。近傍には迂回路もない状況であり、早急な対策工の実施が急務であった。このことから、蛯谷防災事業は、『堅固な道路構造の構築』を目的に平成13年度より工事が進められている。本区間の対策工としては、急崖斜面の崩壊の防止を目的とした切土工と、沢部から発生が予想される土砂流に対する防護擁壁工の2種類である。本稿では、特に施工時の現道交通の確保に留意し、計画・設計・施工・維持管理および耐用年数までを考慮したトータルコストの縮減をテーマに実施した、設計・施工事例を報告するものである。
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