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 室蘭港水中荷捌き施設の防風効果について

作成年度 2003年度
論文名 室蘭港水中荷捌き施設の防風効果について
論文名(和訳)
論文副題 平成15年度(港-17)
発表会 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2004/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭開発建設部 室蘭港湾建設事務所家田 喜浩(IEDA Yoshihiro)
室蘭開発建設部 室蘭港湾建設事務所菊地 聡一(KIKUCHI Souichi)
室蘭開発建設部 室蘭港湾建設事務所佐々木 崇文(SASAKI Takafumi)
抄録
室蘭港絵鞆地区は漁港区として利用されており、水中荷捌き施設は平成14年度供用が開始された。当該地区は室蘭港の西側に位置しており、冬期間には北西からの強風により出漁や選別等の作業に支障を来すことが多々あった。そのため、水中荷捌き施設は直近防波堤からの飛沫や風雪を緩和するための防風柵、漁家経営を安定させるための出荷調整用の保管水面などを施設内に配置し、稼働率の向上やより安全に作業を行える環境を整える目的で建設された。しかし、施設規模決定に際し防風柵は明確な基準がないことから、有限要素法(FEM)によるシミュレーションと風力冷却指数(WCI)によりその形状と規模を決定した。本報告は、就労環境の改善に大きく影響を及ぼす防風柵の効果を施設内風向・風速・気温観測、およびアンケート調査を基に施設稼働率等を用いて定量的に確認すると同時に、FEM解析による防風柵規模決定の妥当性についても確認を行うものである。
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