作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 雪崩防止施設の整備効果について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成15年度(道-4) |
発表会 | 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 伊東 靖彦(ITO Yasuhiko) |
防災雪氷研究室 | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
抄録 |
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近年、公共事業の投資効果への関心が高まっている。道路事業においても、「道路投資の評価に関する指針(案)(以下、指針案i)」などに基づき、効果計測が行われるようになってきている。これによると、整備の前後で比較するのが基本となる。雪崩対策施設の投資効果を計測するためには、施設未整備時の雪崩による影響を把握しなければならない。長期間にわたる雪崩発生と影響の記録が必要となるが、無いことも多く、別資料から推定する必要がある。しかし災害現象(雪崩)の発生と規模の推定が難しいことや基礎資料の整備が管理者により差異があるなどの問題があり、その投資効果計測手法はまだ確立していない。そこで、新たに雪崩対策施設の投資効果計測手法を検討し、テストケースにより検証を試みた。要点は以下のとおりである。・対策済み斜面では、対策施設が存在しないと仮定した時の雪崩発生および現象を気象解析および運動解析により推定した。・将来的な運用を考慮し、汎用性の高い入手可能なデータを用い、比較的簡便な効果計測を行った。 |
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