作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 漁港における衛生管理を高質化する低温清浄海水取水施設の整備について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成15年度(港-26) |
発表会 | 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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釧路開発建設部 羅臼漁港建設事業所 | 横山 慎司(YOKOYAMA Shinji) |
釧路開発建設部 羅臼漁港建設事業所 | 今林 弘(IMABAYASHI Hiroshi) |
釧路開発建設部 羅臼漁港建設事業所 | 鈴木 孝信(SUZUKI Takanobu) |
抄録 |
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羅臼漁港は、イカ・秋サケ・スケトウダラなどの水揚げが多く、特に秋サケは平成13年より二年連続で日本一の水揚げを記録している。また、羅臼産の水産品は、ホッケに代表されるようにブランドとなっており、道内はもとより全国各地に 出荷されている。このように羅臼漁港は、全国有数の水産物供給基地として重要な役割を担っている。近年、国民の食品安全志向の高揚に伴い「安全で安心な食材の供給」が求められており、水産品においても「生産現場から食卓まで一貫した衛生品質管理」が重要視されてきていることから、羅臼漁港でも安全で安心な水産物を出荷するため、厳格な温度管理による漁獲物の鮮度確保につとめているが、衛生管理体制を更に高質化させるため、羅臼漁港沖合の底層より取水される低温安定性・清浄性に優れた低温清浄海水を利用した漁業形態の確立を目指している。報文では、現状の漁業生産形態における環境・衛生管理の課題を抽出し、低温清浄海水を導入することで漁獲物や漁港全体の衛生管理がどのように高質化されるかを報告するものである。 |
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