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 美幌バイパスにおける切土植生の施工について

作成年度 2003年度
論文名 美幌バイパスにおける切土植生の施工について
論文名(和訳)
論文副題 平成15年度(道-22)
発表会 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2004/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
網走開発建設部 網走道路事務所松浦 雄一郎(MATUURA Yuichiro)
網走開発建設部 網走道路事務所池田 博(IKEDA Hiroshi)
網走開発建設部 網走道路事務所原 一浩(HARA Kazuhiro)
抄録
美幌バイパスは、一般国道39号美幌高野を起点とし女満別空港に至る総延長L=7.9kmの自動車専用道路である。この美幌バイパス建設は、美幌町市街地に集中する4本の国道(39号、240号、243号、334号)の交通渋滞緩和と女満別空港へのアクセス強化を図ることを目的としている。現在は、起点側から3.2kmの区間を既に供用しており、美幌ICから女満別空港ICに向けて建設中である。美幌バイパス2工区の起点から約1.0km間は標高7~15mの沖積低地を走行している。この区間は盛土が連続するが、JR石北本線を横断すると標高30~55mの台地へと地形が変化する。この台地では堀割り型切土区間が2.2km連続する。切土法面に露出する地質は、火山砕屑流堆積物(火山灰系砂質土)である。緻密度(土壌硬度)が高く、貧栄養の植生基盤であることが当初から予測されたため、植生基材吹付工や植生マット工では、根の活着不良や生育不良(枯死)の発生が懸念された。そのため、美幌バイパス切土法面土壌に適合する植生工を選定するべく試験施工を行った。本報告は試験施工によって、土壌菌配合工法の適用が良好との結果を得た経緯について紹介するものである。
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