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 リサイクルポットを用いた雄信内防雪林整備について-市民参加型の植樹会を開催して-

作成年度 2003年度
論文名 リサイクルポットを用いた雄信内防雪林整備について-市民参加型の植樹会を開催して-
論文名(和訳)
論文副題 平成15年度(道-25)
発表会 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2004/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
留萌開発建設部 天塩道路維持事業所菊地 智宏(KIKUCHI Tomohiro)
留萌開発建設部 天塩道路維持事業所鈴木 哲(SUZUKI Tethu)
留萌開発建設部 天塩道路維持事業所小山田 輝美(OYAMADA Terumi)
抄録
「防雪林は、林帯が持つ防風能力により、林帯内や林周辺に飛雪を捕捉して道路上の吹きだまりを防止するほか、林帯の風下側の風を弱めることにより、道路上の視程障害の緩和を図ることを目的にした防雪施設である」(北海道開発局・(独)開発土木研究所編集・著作,2003:道路吹雪対策マニュアル)また、道路防雪林は冬期の防雪効果ばかりでなく、修景や環境保全という二次的機能も持ち、連続するみどりの帯は動物の移動や休息の場となり生態的な意義も認められている。道北地域は道内有数の吹雪発生地帯であり、道路防雪林が配備された区間が多く、留萌、稚内、旭川の各開発建設部で造成された延長約15.2kmは全道の道路防雪林63.2kmの24.5%ほどを占めている。一般国道40号では、昭和56年天塩町雄信内をはじめとし、中川町国府、稚内市更喜苫内、幌延町幌延と造成されている。このうち最も早くから造成された雄信内防雪林では二十年ほどが経過し、当初、樹高1.5mのヨーロッパトウヒは8~9mほどに成長しており十分な防雪機能からこの地域の冬の通行確保を担っている。道路防雪林の造成は植物の生育条件が厳しいところであり、多くは幼木が用いられるが、本年11月、天塩町雄信内防雪林において地元小中学生によるリサイクルポット(カミネッコン)による植樹会を開催したのでここに報告する
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