作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 豊平川流域における土砂移動の特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(E-1) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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馬場仁志 | |
田沢啓市 | |
吉井厚志 |
抄録 |
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砂防流域における土砂移動の特性は、山腹での崩壊状況の推移と、渓床堆積土砂の分布・移動特性とによって表される。従来、降水→流出と結び付けた、崩壊現象や土砂流出に関する研究が個々に行われてきた例が多いが、砂防が対象とする時間スケール内での土砂移動特性を、実地渓流から得られる情報から総合的に表現することが重要である。本研究では、山腹での崩壊状況の推移を、豊平川統域において昭和39年から昭和58年までに撮影された4時期の航空写真から分析し、崩壊地の拡大縮小に関係すると思われる、地形・地質、降雨、植生等の要因について解析した。また、渓床堆積土砂の移動特性については、昨年度実施した薄別川の解析に加えて、本年度は白井川において同様の調査・解析を行った。その手法については、前回(第26回)の報告で発表したが、渓床堆積土砂の位置・量・地形を調査し、堆積地上の植生から得た時闇的情報により、土砂移動の規模や移動のし易さに関しての特性を解析するものである。これらの解析による成果は、豊乎川流域における砂防基本計画を作成するために必要な生産土砂量の推定、及び施設配置計画の立案において重要なものである。 |
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