作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 二風谷ダム転流工に関する考察-二風谷ダム転流工対象流量の検討- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(E-6) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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佐々木寿幸 | |
中村信雄 |
抄録 |
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コンクリ一トダムの転流工対象流量は、工事中の越流場所を確保して小さめな流量で計画しているのが一般的であるが、洪水量の大きな河川にダムを計画する場合には、ダムサイト周辺の環境及び地形・地質状態やダムの形状等を十分考慮して、適切な流量を決定する必要がある。二風谷ダムは、河口に近い里ダムであり、しかも設計洪水量は6,200m3/secと大きく、大河川に計画されたダムである。完成後においても、洪水時の水位上昇に制限があるため、在来河川とほぼ同等の水路幅をもつ大規模な洪水吐(オリフィス7門、クレスト6門)が設けられた。当ダムにおいて、最も困難なのは転流工事であり、その最適な対象流量の決定は、工事全体に影響を与えるので、きわめて重要である。本報文は、二風谷ダムの特殊性を考慮し、最適な転流工対象流量の検討の概要をとりまとめたものである。 |
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