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 天塩川の河床変動に関する研究

作成年度 1984年度
論文名 天塩川の河床変動に関する研究
論文名(和訳)
論文副題 昭和58年度(D-12)
発表会 昭和58年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和58年度技術研究発表会
発表年月日 1984/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
村上泰啓
長原孝二
中田満洋
抄録
天塩川は、本道において石狩川につぐ大河川で、その河道は古来蛇行が盛んで曲りくねりつつ河道変遷のはげしいことは、石狩川とともに北海道の河川の一つの特色ともなっている。本州の河川ではその大局的な地勢上、扇状地とデルタとの中間をなす河道である中間地域を示す部分が短く、大半の河川は扇状地からいきなりデルタ地域に変り海に入るような状態を示している。これに比し、北海道の河川は中間地域を示す部分が長く盛んな河道変遷を示す蛇行河川が多い。石狩川はその典型的な河川とも言える。天塩用も石狩川と同様に河道は盛んに蛇行し、甚だしいところでは迂曲を呈し、河道周辺に多数の三カ月湖をのこしている。しかし、明治以降の河道変遷を調べると石狩川とは河道の状況がかなり異なることが明らかとなった。本文は、天塩川の大横断調査、航空写真、旧版地図をもとに、石狩川との相異点を明らかにすると共に、天塩川の河道特性について考察を加えるものである。
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