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 声問川の築堤盛土と軟弱地盤調査

作成年度 1984年度
論文名 声問川の築堤盛土と軟弱地盤調査
論文名(和訳)
論文副題 昭和58年度(D-20)
発表会 昭和58年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和58年度技術研究発表会
発表年月日 1984/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
吉田博志
小森久徳
氏家年規
抄録
北海道の泥炭地の総面積は、約20万haといわれているが、そのうち宗谷地方は2万8千haで全体の14%余りを占めている。大部分は石狩川を初め各河川の中下流域に広く分布しており、それぞれの地域の利用度の高い平坦部分を占めている。稚内市の行政域をほぼ2分して流れている声問川下流部も、泥炭未開発原野が広がり、現在、河川改修工事と並行して農業開発が進行中である。泥炭性軟弱地盤の築堤施工については地盤沈下、すべり破壊など難しい問題があり、その対策工法は種々研究されている。声問川では築堤線を含めた高水敷基盤の強化を目的として、排水路掘削を先行し、地下水低下、乾燥、自然圧密という一連の経過を経て、築堤基裾の改良を図り工事を実施してきた。本調査は、経験的に行ってきた工法に、理論的な裏付けを与え、すでに明らかにされている諸数値との検証を行って、本地区に適した土質常数を把握し、経済的で安全かつ簡易な盛土工法の検討を行ったものである。
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