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 十勝川水系における渇水パターンについての考察

作成年度 1984年度
論文名 十勝川水系における渇水パターンについての考察
論文名(和訳)
論文副題 昭和58年度(D-25)
発表会 昭和58年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和58年度技術研究発表会
発表年月日 1984/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
紅葉克也
石田享平
森田護
高貝一義
抄録
十勝川流域は、日本有数の穀倉地帯であり、その流域面積は9,010km2、十勝川を本流として札内、音更、利別川の3大支川、約200の中小支川があり、比較的水資源の豊富な水系である。現在の利水状況は農業利水(33.2m3/sec)を中心に上水(1.26m3/sec)、工水(2.54m3/sec)、雑用水(1.97m3/sec)等、約42.5m3/secが利用されているが、今後も農地開発、人口の増加に伴う都市の拡大等による水需要の増加が予想され、これらの利水計画の立案においても河川流況の把握、とりわけ低水流況の把握が必要となってくる。しかし、低水の流況には長期的な気象要因、地被状態、地下水流、その他もろもろの地域的な要因が複雑にからみ合い、その正確な把握、すなわち渇水パターンの定義は容易ではない。本報文は、渇水パターン把握のための第一歩として十勝川水系の流域に統計的な処理を行うことにより、その概略をとらえてみようとするものである。
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