作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 二次元平面流れの数値解析法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(D-33) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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井出康郎 | |
福田義昭 | |
御坊田裕己 |
抄録 |
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河川堤防の破堤に伴う堤内地への氾濫あるいは内水による堤内地の湛水の解析にあたっては、従来堤内地での水面は水平であるとして、堤内地の水位一湛水曲線を用いるもの、あるいは氾濫区域を数個のブロックに分割し、各ブロック内では水平貯留するものとして、連続式と簡略化された運動方程式とから水位、流量を求める方法が採られることが多かった。本報では、洪水氾濫の流下過程を追跡する数値解析法として、岩佐らによって開発された解析モデルについて紹介するものである。ここでの数値解析法では、流域の微細地形構造や堤防、盛土、排水路といった地形条件を考慮した解析が可能であり、氾濫水を二次元平面流れとして取り扱うことにより、堤内地の各地点での流向、流速、湛水深などを時間的に追跡することができ、氾濫水の複雑な挙動を明らかにすることはもとより、氾濫被害を軽減するための種々の施策(警戒避難システムや、氾濫原管理等)を計画する際の有力な手法になりうるものと考えられる。 |
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