国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 十勝川河口水理模型実験

作成年度 1984年度
論文名 十勝川河口水理模型実験
論文名(和訳)
論文副題 昭和58年度(D-34)
発表会 昭和58年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和58年度技術研究発表会
発表年月日 1984/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
七澤馨
西村豊
抄録
十勝川は、大雪山連峰の十勝岳にその源を発し、十勝平野の中心の帯広市で主な支流(音更川・札内川・利別川など)と合流し、統内原野を貫流し太平洋に注いでいる。十勝川の流域は、北海道南東部に位置し、その流域面積は8,400km2である。その流域中には、34万の人口を擁し、北海道東部地域の社会・経済・文化の基盤をなしている。現在、十勝川の河口は大津市街地点にあるが、その位置は安定せず移動を繰返している。つまり、河口部で砂州が右岸側から左岸側へとのび、そのため河口が釧路側へと移動している。しかし、大きな洪水が来ると、2km近くに達するこの砂州が切られ、開口部が元に戻るということを20年程度の周期で繰返している。このような河口位置が安定せず移動を繰返すということは、治水上・社会上の問題を引起こしている。そこで、土木試験所河川研究室では、帯広開発建設部の依頼により、昭和55年度から石狩水理実験場において縮尺1/50の大型模型による移動床実験を行い、河口安定のために導流堤について検討している。本報告は、昭和58年度に行った実験の成果について、報告するものである。
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