作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 現地試験と室内試験における岩石物性質の比較と考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(A-7) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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本館静吾 | |
野地正保 |
抄録 |
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岩盤にダムなどの大型構造物を築造する場合、基礎地盤の耐荷力(支持力や変形量)などの評価が重要な問題となる。これらの基盤の持つ物性値は、各種の原位置試験によって求めることができるが、例えば岩盤の変形に関する数値については、平板戴荷試験あるいは水平戴荷試験などによって求めているが、これらの現位置試験をいくら密に実施したとしても、実施点数は限られ基盤全体からみると、まさに点としての調査にすぎない。しかし、ダムなどの大型構造物の設計には、構造物の安定に影響を及ぼす範囲の基盤内部の力学的物性値を求めることが必要となる。これらのことから、ボーリング孔を利用して連続的すなわち線的に岩盤の物性値を求めることができる孔内物理検層、とくに音波検層によるP波速度に着目し、室内岩石試験との比較検討を実施し、岩盤を評価するうえで重要な変形にかかわる評価の指標を得るため、道内各地のダム調査地点で音波検層を実施し、とりまとめたものを報告する。 |
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