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 漁場開発における河川水の拡散について-えりも岬海域の幌満川、ニカンベツ川、猿留川を対象にして-

作成年度 1984年度
論文名 漁場開発における河川水の拡散について-えりも岬海域の幌満川、ニカンベツ川、猿留川を対象にして-
論文名(和訳)
論文副題 昭和58年度(A-10)
発表会 昭和58年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和58年度技術研究発表会
発表年月日 1984/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
坂田年隆
抄録
浅海漁場の開発において、中小河川から流出する淡水が、浅海生物の生息に何らかの影響を及ぼしているものと考えられている。例えば、コンブなどは一般に30~50%の塩分濃度で生息するが、一時的にせよ25%以下となるような所では生息地として不適とされ、今後の漁場開発において河川水の影響範囲を知ることは重要な課題であると考えられる。本報では、えりも岬の西側に位置する幌満川、ニカンベツ川と東側に位置する猿留川の3河川を対象にして、河川流量、河口域周辺の流況、塩分濃度、水温などの現地調査結果を整理解析し、現地の河川水拡散の状態を把握した。さらにその結果を基に、幾つかの流況状態を仮定して数値シミュレーションを行った若干の解析結果について報告する。
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