作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 締固めた軟岩の工学的性質について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(A-16) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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広瀬照光 |
抄録 |
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フィルダムの築堤材料には、ダムサイト近傍から得られる自然材料を、入念な調査・試験等によりここの特性を生かして用いるが、良質な材料のみ得られるのは希である。透水ゾーンに軟質な粗粒材料を用いた場合、硬質材料と比較して材質の劣化が顕著であり、これが変形量、せん断抵抗、透水性等、堤体に悪影響を及ぼす原因となろう。材料として硬いか軟かいかは、構造物の種類、規模等相対評価により位置づけられるが、岩盤力学(土木学会発行)によれば、「軟岩は岩自体は硬くても亀裂、節理が発達し、その中に母岩の風化生成物である土を含み、全体としての力学的性質が土の性質に支配される岩、また比較的新しい時代に堆積した固結度の低い泥岩、頁岩など総称していう」といわれる。ここでは後者に分類される軟岩の盛立て材としての各試験結果を硬岩のそれと対比し、頁岩の締固めた状態の特性について調べた結果を報告する。 |
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