作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | ウルベシ橋の設計-アーチ橋における水平変位対策- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(C-4) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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里輝政 | |
米田勝 | |
折登隆秀 |
抄録 |
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ウルベシ橋は、一般国道275号、美深町・美深峠に位置し、深さ60mの渓谷を渡る型式として種々此較検討の結果、アーチスパン145mの逆ローゼ桁を計画した。大支間のアーチ系の橋梁は構造上の特徴から可携性に富み、偏載荷重により垂直変位のほか、かなり大きな水平変位を生ずる。したがって通常適用されている弾性理論(微少変形理論)では危険とされ、アーチの変形を考慮した大変形理論に依る厳密解で解析しなければならない。道路橋示方書では変形の度合によりこの点を強く規制している。アーチの変形に基因する作用力の増加に対し、補剛桁とアーチリブの曲げ剛性(E.I)で抵抗した場合、大きな断面となり鋼重が増加し不経済となるばかりか、安全性にも問題が残る。したがってその変形を拘束する手法が種々行われるようになっている。本橋では、連続する補剛桁の一端をヒンヂ支承として水平変位を拘束する方法を採用した。当報告書は変形の度合及び最終型式に至った経緯を発表するものである。 |
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