作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 消波ブロック被覆堤の設計法に関する研究(継続) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(G-1) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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岸哲也 | |
梅沢一之 |
抄録 |
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消波ブロック被覆防波堤は、混成堤の前面に消波ブロックを投入した構造で、波力を軽減し、反射波や越波を抑制することを目的とした消波式防波堤の一構造様式である。近年、我が国では船舶航行性や港内静穏性の向上のため、この様式を採用する例が多く、特に北海道においては防波堤の主流となっている。しかしながら、その水理機構は複雑であり、また歴史も浅いことなどから、局の港湾工事研究会などで設計・施工上の不都合な点が指摘されている。そこで本研究では、昭和56年度から消波ブロック被覆堤の設計上の問題点をとり上げて、その解決を試みてきたところである。第1報では未解決問題を整理して、その主要な事項に関して過去の研究成果と現状での取扱いについて報告した。また、第2報では直立部に作用する波圧やブロック圧などの水平力、直立部とマウンド材との摩擦係数、基礎捨石の吸い出しなどに関する模型実験の結果を報告した。以上の経過をふまえ、本報告では消波工のり先の洗掘、沈下の問題をとりあげて、洗掘防止工の現設計法と2、3の工法について、移動床水理模型実験の結果を示し相対的な評価を試みたものである。 |
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