| 作成年度 | 1984年度 |
|---|---|
| 論文名 | 港内波浪調査用ステップ式波高・潮位計の開発 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 昭和58年度(G-14) |
| 発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 昭和58年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1984/09/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 高島和夫 |
| 抄録 |
|---|
| 港の整備改善、有効利用をはかるうえで、港内波浪の調査、観測は重要である。港内波浪の観測は船舶の出入、停泊による影響を大きく受けること、砕波や越波観測の必要性が多いこと、など沖波観測と異なった特徴がある。こうした点からは、砕波や越波観測に特長を有するステップ式は、港内波浪観測における有効な一手段であり、改良整備も種々実施されている。しかし、港内波浪観測においては、多数測点の同時観測、短期観測あるいは施設の制限などのため簡便性や経済性がきわめて重要視されるが、その対策はあまりすすんでいないのが実情である。このようなことから、ステップ式の簡便化や低廉化を検討してきたが、今回、構成方式を大幅に改善するとともに、従来の機能に加えて潮位測定をも可能な方式を開発した。これは、スイッチング回路を内蔵した測定桿(今回開発)の複数を時分割で集中制御するとともに、各測定桿で波浪や潮位を測定し得るようにしたもので、ステップ式の簡便化と同時に調査全般の簡易化を意図したものである。また、本開発では経費の低減をはかるいくつかの対策を試みた。現地観測の結果、良好な成果を得たのでここにその概要を報告する。 |
| このサイトで提供される情報には、ＰＤＦファイルが使われています。ＰＤＦファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |  |
