作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 多孔式ケーソンの施工について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(G-17) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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渡辺昌章 | |
竹田英章 |
抄録 |
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余市港は石狩湾の西端にあって、漁業基地として100年の歴史をもつ港である。近年船型の大型化及び無動力船から動力船への移行と、地域経済の流通中心港として機能増大を図るため、港湾の整備が進められている。第6次港湾整備5ケ年計画(56~60年)で物揚場を新設することとなったが、港内が狭隘なためこの建設位置として、南防波堤の外側に防波護岸を築設し、その中を埋立てて港湾施設用地を造成し、南防波堤を物揚場とすることに決定された。本港の防波護岸は種々検討の結果、消波機能をもつ多孔式ケーソン構造で建設することとなったが、現地においてケーソンを製作することは①陸上製作とした場合の作業用地②F.Dを使用した場合には港内の水面積確保の点から不可能である。以上のことから、小樽港の滑り台式斜路において製作し、進水・回航・据付を行うこととした。多孔式ケーソンを滑り台進水させ、しかも長距離回航を行ったのは初めての事例であるので、ここに報告する次第である。 |
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