作成年度 | 1984年度 |
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論文名 | 肥培かんがいの試験施設について-スラリーの爆気と腐熟及び自走式レインガンの使用を目的として- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(F-6) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小笠原謙市 |
抄録 |
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この地区は、宗谷管内の南東部及び綱走管内の北西部に位置し、風烈布川と幌内川にはさまれたオホーツク海に面する畑作地帯である。この地域は早くから酪農経営が定着しているが、農耕期が短く、低温、春先の融雪水、季節風による風害など、気象条件、また、土壌的条件が劣悪で地域農業の大きな阻害要因となっている。この様な自然条件下にあって、農家は経営の安定を図るため、大型酪農経営へと移行しつつあるが、耕地の戸当面積が少なく、また、近年乳牛頭数の増加に伴い粗飼料が不足し今後の酪農経営を不安定なものとしている。したがって、この事業により、周辺未利用地の開発とあわせて既耕地の改良を行い、経営規模の拡大と土地生産性の向上を図ることによって、農業経営を安定させることを目的としている。大型酪農経営のなかで大きな問題として、多頭飼育による糞尿処理に多大の経費と労力を費しており、これに対する方策として、肥培かんがいの技術関発がなされ事業の中に取り込まれてきたが、これらのシステムをより安く操作が容易で高能率的な一方式として開発した技術の紹介と、この方式により施行したモデル圃場設計の状況について報告するものである。 |
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