作成年度 | 1984年度 |
---|---|
論文名 | 改良山成工の盛土法面安定に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和58年度(F-24) |
発表会 | 昭和58年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和58年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1984/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
菅野徳久 | |
岸洋一 | |
佐々木三夫 |
抄録 |
---|
北海道における農地造成は、従来山成工が中心に行われてきたが、近年その適地の減少に伴い、これにかわって改良山成工が施工されるようになった。改良山成工による農地造成は、急傾斜地や谷を切盛し緩傾斜の圃場にするため大量の土工を伴い、切土及び盛土法面が必然的に生じ、これら盛土法面の崩壊が数多く発生している。改良山成工の土工は、施工期間が短期間で盛土は一般に道路やダムのように十分な密度管理が行われていないため締固め度が低く不均質である。又、造成後は植生のない広い緩傾斜地や平坦面が出来、融雪期には大量の表面水の流去あるいは地下水位の上昇が見られる。そのため、これらに起因し融雪期には、表面水や浸透水の流出が集中する場所に盛土法面崩壊が発生している。ここでは、盛土内の地下水位の変化が崩壊の原因の一つとなっていると考え、盛土内部の水分状態や地下水位の変化が原因となって崩壊したと思われる2ヵ所について試験検討を行ったので報告する。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |