国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 串内地区防災施設計画と実施について

作成年度 1984年度
論文名 串内地区防災施設計画と実施について
論文名(和訳)
論文副題 昭和58年度(F-31)
発表会 昭和58年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和58年度技術研究発表会
発表年月日 1984/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
高田勉
斉藤実
抄録
本地域は(富良野広域圏)北海道のほぼ中央に位置し、上川支庁管内の南富良野町に位置する草地開発事業地区である。本地区の関係市町村は富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町占冠村の5市町村であり各々積極的な畜産振興計画を樹立し、乳牛及び肉用牛飼養農家の経営安定に鋭意努力しているが、個別農家の飼料基盤もかぎられ経営規模拡大も困難な状態であり、又肥育素牛の安定供給体制も未確立の状態である。この対策として地区内に510 haの草地を造成、乳牛及び肉牛の予託放牧(1,283頭)乾草供給(595t)を一貫して行う公共牧場設置の計画が樹立された。本地域は林野率がたかく、その林野の地形は急しゅんで牧場適地を求め難い現状にあったが、南富良野町字落合に所在する国有林(水源かん養保安林)と、これに隣接する町有地の山林原野が牧場造成に適地と認められたので、本計画を国営草地開発事業により実施することになったものである。事業内容は、草地造成510ha、道路14.34㎞、雑用水1式、管路14.93kmであるが、地区面積の90%が国有林であり、かつ水源かん養保安林であるため営林局の要請と林地開発規制に基づき、防災施設についても工事実施に併せて施工することになった。
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