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 美利河ダムRCD工法の施工計画について

作成年度 1983年度
論文名 美利河ダムRCD工法の施工計画について
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(E-1)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
高橋幸治
新保彰
金子十四次
原田輝雄
抄録
我国におけるダム建設の進展に伴い、良好なダムサイトは減少しつつあり近年フィルダムの施工が 多くなっているが、フィルダムにおいては、施工機械の大型化と共に合理化が図られている。これに対して、コンクリートダムにおいては、基本的には従来施工法が継承されているのが現状で ありコスト的に合理化施工の必要性がある。昭和49年、建設省によって「コンクリートダムの合理化施工に関する検討委員会」が設置され、 以来、種々の研究が進められているが、コンクリートダムの合理化施工としては、ポンプ工法、ベル トコンベア工法、RCD工法等があげられる。このうち最近注目を浴びているRCD工法は、北陸地建、大川ダムの上流締切堤とマットコンクリート部、中国地建、島地川ダムの堤体コンクリート部、北海道新中野ダムの、減勢工下部置換コンクリートがそれぞれ施工され成果を上げている。そのほか計画中の東北地建、玉川ダムの堤体コンクリートがあり、その他幾多のダムで検討中である。美利河ダムにおけるコンクリート打設工法は、ダムサイト地形から堤体が細長く従来の打設工法にはよりがたいので近年とみにその手法が確立されつつあるコンクリートダムの堅牢性とフィルダムの施工性を活した、ダム建設の最新技術、RCD(Roller compacted Dam)工法を採用している。この報文は、美利可ダムのRCD工法の採用の経緯と施工計画について紹介するものである。
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