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 鹿ノ子ダムの濁水処理土壌特性について

作成年度 1983年度
論文名 鹿ノ子ダムの濁水処理土壌特性について
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(E-9)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
江幡一男
西口重男
横橋褜治
抄録
ダムのコンクリートに使用する骨材はダム下流11km地点、仁居常呂川沿いの牧草地の旧河床堆積物を原石としている。従がって、骨材洗浄水の濁度は非常に高く、かつ変動の大きいことが予想され、昭和53年工事着手時から全機械処理方式による濁水処理施設を計画し効果的な凝集剤を選定のうえ濁水を処理した。一方、牧草地の復元土及びダム周辺緑化の覆土材を貯水池内及びその周辺から求めるに絶対量の不足と良質材を得ることの困難である状況下にあった。’濁水処理施設より発生するケーキ土(処理土壊)は全量で4万m3内外が予想され、当面貯水池内の専用土捨場ヘー次堆積することにした。以後、処理土壌の植生試験ならびに土壊分析を定期的に行い、その特性多明らかにしたなかで、牧草地等への復元土としての再利用が可能であり、環境面においても充分安全であることが判明できた。処理土壊の特性と牧草地の復元土に活用するに至った経緯を報告する。
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