作成年度 | 1983年度 |
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論文名 | 鹿ノ子ダム管理用水力発電設備設置事業計画について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和57年度(E-11) |
発表会 | 昭和57年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和57年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1983/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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長平英雄 | |
水野秀行 | |
高瀬貞雄 | |
高野友明 |
抄録 |
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鹿ノ子ダムは、昭和47年度に実施計画調査に着手して以来、各種の調査、調整を行ない、昭和50年度に建設事業に着手し、昭和58年度試験たん水を実施し事業完了を予定しているダムである。昭和48年及び昭和54年2度にわたる石油危機以来、水力発電は再生可能なクリーンエネルギーであり、長期的に発電原価が安定していること等から、その価値が再評価され、代替エネルギー開発促進の一環として積極的に開発を進めることが国家的課題となっております。この経過において、昭和56年度に建設省所管のダムにおいてダム管理の合理化及びダムの包蔵する水力エネルギーの適正利用を図ることを目的とした「ダム管理用水力発電設備設置事業」が創設された。すでに事業が進行していた鹿ノ子ダムに大規模な発電計画をすすめるには、堤体構造から不可能な状態であったが、利水放流管を若干改造することにより、ダムによる落差と常時下流に放流される河川維持用水及び余剰水を利用して、ダム管理に必要な電力を生み出すことは可能であることがわかり、経済性を認めたうえ、本事業を採択するに至った。本報告は、この事業計画の概要について紹介するものである。 |
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