作成年度 | 1983年度 |
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論文名 | 降雨浸透による堤防の安定検討について-砂礫堤防の飽和度変化に伴う強度低下- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和57年度(D-12) |
発表会 | 昭和57年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和57年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1983/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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松本剛一 | |
田中嘉勝 | |
工藤宏幸 |
抄録 |
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昭和56年8月、沙流川流域では総雨量330mm、時間最大雨量67mm/hrを記録する豪雨があり、主に砂礫からなる沙流川堤防のうち、河口左岸築堤の一部において降雨浸透に起因すると考えられる堤対のり面の表層崩壊及び亀裂が発生した。一般に斜面への水の浸透、それによって発生する斜面崩壊の原因については、複雑な要因がかかわりあっており、崩壊予知に関して、現在のところ確立されたものはないが、斜面を不安定にさせる素因としては、雨水浸透による土の強度低下・土塊重量の増加・間隙圧(間隙水圧・間隙空気圧)の発生等があげられる。本報告では、沙流川堤防において、雨水浸透による堤防の安全度について、飽和度の増加による堤体材料のせん断強度の変化を把握し、この傾向から降雨時の堤体のり面の安定について考察するものである。 |
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