国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 石炭灰の盛土材としての有効利用について

作成年度 1983年度
論文名 石炭灰の盛土材としての有効利用について
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(A-2)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
成田健一
三浦宏
坂本稔
抄録
一般国道337号は千歳市から当別町などを経て、札幌市北側を大きく迂回し、小樽市に至る広域幹線国道である。当別東IC改良工事箇所は、一般国道337号のうち、当別市南大通りから昭和58年秋供用開始予定の北海道縦貫自動車道を交差して、現337号交差点までの1,300mで、今回は、工事延長1,041mの区間である。最近各地で、自然環境保全による規制と、各種建設工事の増大に伴って、良質の土木材料の入手確保が次第に困難になってきている。一方、産業技術の発展と産業生産物の需要量の増大に伴い、産業廃棄物も増加の一途を辿っている。北海道内においても石炭灰の発生量が膨大で、適切な処理方法について早期確立が望まれている。従来、石炭灰は大部分が産業廃棄物として扱われてきたが、現在までに石炭灰を資源として有効活用するための検討が行われてきており、土木材料としての活用についても一部実用化されたものがあるが、盛土材料としての使用実績はほとんどない。このような現状から今回は、当該工事現場において、石炭灰を置換材料として大量に用いたので、その概要と室内および現場において各種試験を行ったのでその結果について報告するものである。
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