| 作成年度 | 1983年度 |
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| 論文名 | 泥炭性軟弱地盤における盛土管理-とくに嵩上げ拡幅盛土について- |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 昭和57年度(A-3) |
| 発表会 | 昭和57年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 昭和57年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1983/10/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 石井仁 | |
| 近藤幸雄 | |
| 志賀勝己 |
| 抄録 |
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| 泥炭性軟弱地盤は一般に、せん断強さが小さく圧縮性が大きい。このような地盤上の盛土施工は沈下や側方変位などの変化が大きく、現時点では未解決の問題が多く、十分な精度を持った予測が難しいことなどから安定上問題となっている。河川堤防においてもこれらの問題のもとに、長年にわたり様々な技術検討が行われ、ようやく暫定断面が確保されてきている。しかし、昭和56年8月の洪水を契機に築堤の嵩上げ、拡幅盛土を主体とした完成堤の築造が急務となった。このため豊幌築堤及び幌向川築堤の嵩上げ、拡幅盛土の施工に際し、事前に円形すべり面法による安定解析を行った結果、目標安全率(Fs≧1.25)を下回るFs=0.9~1.1であったが、安定管理を行いつつ無処理施工ができた。本報告はこれらの嵩上げ、拡幅盛土の施工実例と、安定管理の中で行った試験盛土の結果などから実務的立場での検討方法及び施工方法についてまとめたものである。 |
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