国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 トンネル掘削における隣接トンネルの影響について

作成年度 1983年度
論文名 トンネル掘削における隣接トンネルの影響について
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(A-10)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
関根和一
浦山彰
森畑和明
中山忠雄
抄録
一般国道229号は、小樽市と桧山管内江差町を海岸沿いに結び、一部一般国道5号及び一般国道227号と重複した路線で、小樽市~岩内町にわたる海岸全域は、ニセコ・積丹、小樽海岸国定公園に指定され、風光明媚な区間にあり、観光地としても有数の地であり、夏期には海水浴、キャンプなどに訪れる観光客も年々増大している。本路線の、古平~神恵内間は、昭和57年度に国道昇格したものであるが、積丹半島を海岸沿いに周回する(不通区間10.3km含む)なかで、神恵内村大森~キナウシ間に通ずる山道は、西積丹地区と都市圏を結ぶ唯一のものであるが、幅員が狭く、懸崖部を通過し、低規格の大小5本のトンネルと、急峻な谷間を屈曲する線形となり、延長7.2kmにおよぶ砂利道である。昭和48年より、大森~キナウシ間(海岸線)に改築を進めているが、キナウシ地区キナウシトンネル工事において、、旧トンネル(昭和36年度施工)と、接近施工(水平最小距離15.0m、高低差10.0m)する新トンネル掘削(安山岩、角礫凝灰岩)振動は、旧トンネル亀裂破損への影響も予想され、振動亀裂調査を行い工事実施の資料とするものである。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.