作成年度 | 1983年度 |
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論文名 | 孔内載荷試験の問題点とその適用における留意点 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和57年度(A-15) |
発表会 | 昭和57年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和57年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1983/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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西川純一 | |
本館静吾 | |
野地正保 |
抄録 |
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岩盤の現位置における力学的特性を定量的かつ的確に把握することは、土木地質の重要な課題のひとつである。とくに近年においては、地質条件に恵まれない地点に土木構造物の築造を余儀なくされる場合も多く、重要性の増しつつある事柄である。このため種々の試験が現位置において、あるいは採取試料についてなされている。このうちボーリング孔を利用した孔内載荷試験は、平板載荷試験に比較して装置が手軽であることと、孔内の任意の深度で実施できるという利点から多用されているものである。しかし、この試験から得られる変形係数は十分に吟味して設計に生かすことが必要であり、そうした検討なくしては誤りを受け入れる可能性もある。小論では、北海道内の各ダム建設予定地点における孔内載荷試験のデータから、岩盤の力学的特性のひとつである変形係数を的確に求める上での問題点、および得られる変形係数の評価について検討する。 |
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