国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 丸松橋解体調査

作成年度 1983年度
論文名 丸松橋解体調査
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(C-17)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
高柴保明
服部健作
岡村武
抄録
国内でポストテンショニングPC桁が施工されたのは、昭和28年、道内でも、昭和29年から多数のPC構造物が施工されたが、初期のPC桁には、シースに沿う縦ひびわれ述発生し、耐久性に与える影響が問題となった。特にPC鋼材は、作用する応力も大きく、このため一度腐食が生じると、腐食が急激に進行しやすく、構造物の耐荷力低下をまねくおそれもある。一般にPC鋼線は、グラウトに完全に包まれている場合、腐食は起りにくいが、グラウトの品質が悪かったり、注入不完全で空隙が残っていると、内陸地など、環境が良好な場合でも、PC鋼線に腐食が生じる場合もある。丸松橋は、昭和31年10月に架設された、ポストテンショニングPC単純橋で、土木試験所が昭和33年以来縦ひびわれの経年変化を調査してきた、道内の9橋の内の一橋である。昭和57年、道路改修に伴ない廃橋となったのを機会に、PC桁の縦ひびわれと、シース、 PC鋼線の腐食状態、グラウト注入状態などについて調査し、併せてPC桁の単桁載荷試験を行って、桁の耐荷力について検討した。
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