国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 函館空港のシールド工事について

作成年度 1983年度
論文名 函館空港のシールド工事について
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(G-4)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
香西邦彦
松下良和
鈴木正
鈴木勝晴
抄録
函館空港は、滑走路2,500mを有し、大型ジェット機の通年運行が確保されている空港である。 今回、空港整備の一環として、さらに航空機の大型化に伴う空港の安全確保と、水害(昭和47年8月 志海苔川犯濫)防止を図るため、空港直下を貫流している志海苔川水路トンネルの切替工事が実施された。新設トンネルは、現在供用中の滑走路等を横断するため、航空機の運航に支障を及ぼしてはならないこと、また、トンネルは土被り23mの深さであり、土質は盛土施工後10年程度しか経過していない若令地盤のため、トンネル工法は、これら土質条件、地表面及び隣接の既設水路えの影響、工事の安全性等を考えて、補助工法(薬液注入)を併用する「シールド工法」に決定し、シールド機は開放型手掘り式を用いることにした。シールドトンネルの発進及び到達の立坑は、土質条件等から「連続地中壁工法」を採用した。本報文は、このシールドトンネル工事の設計・施工の概要を報告するものである。
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