国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 石狩湾新港の漂砂について

作成年度 1983年度
論文名 石狩湾新港の漂砂について
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(G-5)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
数土勉
抄録
石狩湾新港の港湾計画は、北海道開発局が策定した「石狩湾新港地域開発基本計画」に基づき計画され、昭和47年10月に開催された港湾審議会52回計画部会の議を経て、同年11月決定された。現在は東防波堤、島防波堤、東ふ頭を完成し、北防波堤の建設が進んでいる。石狩湾新港はその計画段階において、大陸よりの気圧移動等によって特徴付けられる気象及び日本海の波浪の影響を石狩湾の湾奥部で受けること、また、建設地の至近に我国屈指の大河川である石狩川が流入しており、そこから排出される大量の土砂による影響を受けることなどから、漂砂による影響を受けることが予想されていた。そのため北海道開発局では、建設に先立って現地調査や水槽実験等に必要な調査を行い、これを基礎として計画を樹立したものである。その中で、港内静穏度保持に関する波浪の影響については、充分調査に基づき計画されているが、票差の影響については年々補給される石狩川からの排出土砂と海底地形変化、並びに逐次建設する構造物との関係をあらかじめ明白にすることは計画当事としては困難な状況にあり、必要な現地調査を行うに止まった。本報告は、昭和47年10月から昭和55年2月にわたって石狩湾新港近傍海岸を対象に実施された深浅測量を用いて、海底地形変化と構造物との相互関係を統計的手法によって解析したものである。
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