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 苫小牧海象観測データ処理システムについて

作成年度 1983年度
論文名 苫小牧海象観測データ処理システムについて
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(G-9)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大塚寿浩
牛嶋龍一郎
抄録
現在、多くの港で波浪観測が行なわれているがそのうち現場で観測データの処理を行なっているところでは、その処理にが使われているのが普通である。有義波演算装置は、即時処理できる、正確な波形をとらえることができるなどの多くの利点があるが、その反面1台の有義波演算装置で1つの波高計の処理しかできない、費用が高いなどの問題も考えられる。苫小牧港湾建設事務所では、従来から小型電算機(FACOM-RE-417)を用いて海象観測データの演算処理を行なってきたが、この電算機が購入後既に10年が経過しているため、機器が老朽化しており維持管理に多くの人手と費用がかかっていること、また苫小牧港では、現在までの2つの波高計に加えて昭和56年度に白老沖に波高計を増設したことなどから、新たにマイクロコンピューター(TEACパーソナルコンピュ一ターPS85)を用いた海象観測データ処理システムを導入し、昭和57年度より海象観測データ(超音波式波高計3台と超音波式流向流速計1台からの観測データ)の演算処理および収録を自動的に行たっている。本報文では、これらの海象観測データ処理システムの概要について報告するものである。
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