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 港内静穏度と港前面の波の変形及び港内波高分布計算について-神威脇漁港水理模型実験-

作成年度 1983年度
論文名 港内静穏度と港前面の波の変形及び港内波高分布計算について-神威脇漁港水理模型実験-
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(G-18)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
坂田年隆
抄録
神威脇漁港は、北海道南部の奥尻島に位置し、ほぼ奥尻港と反対側の日本海に面した第4種漁港で、沿岸漁港の避難港として重要な位置を占めている。本漁港は、西方が直接外海に面した海底の起伏の激しい小湾(湾中央から南側は平棚が広がり、北側は水深が深く多数の浅瀬や岩礁がある湾)の奥に建設されており、主防波堤は約200mで南側に港口を持つ小さな漁港である。現在施設は第1~3次および第5次の漁港整備計画により、昭和51年度に完成したものである。しかし、港内の静穏度は十分でない。このため、漁船間の接触、岸壁との接触による船体の損傷事故が多数発生している。これらの状況に対処するため、内港部の拡張、島防波堤の設置などの外郭施設の整備が計画されており、また、今後に漁船勢力の伸展に伴い避難港としての役割の増大が予想されることから、新岸壁の整備についても計画がなされている。これらの計画に資するため、水利模型実験によって神威脇漁港の現況を明らかにするとともに、港口に達するまでの波の変形、上記計画に基づく港内水域の静穏度の変化及び神威脇漁港の港内波高分布計算と実験との比較について報告する。
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